我が家の3畳のランドリー 5つのポイント

こんにちは。L a r kです。

本日はランドリースペースについて記事にしたいと思います。

以前、エアコンの設置位置の紹介でも出てきましたが、ランドリーの設計に当たって気を付けた点を掘り下げたいと思います。

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我が家のランドリー計画

POINT① 収納量の確保

ランドリーは多くのママの家事の悩みの一つでしょう。洗濯が好きな人には問題ないかもしれませんが、毎日する億劫な作業かと思います。従いまして、間取りの計画において最も導線計画として重要視されるPOINTかと思います。

最近では、ランドリーの隣にWICを設置するなど、神導線として紹介されていると思いますが、そもそも荷物を持って移動すらしたくは無いはずです。では、どうすべきか…。ランドリーに収納ができれば完結できるはずです。しかし、室内干しの場合、衣類を保管するスペースとしては湿度・水分が大敵になる為、これは空調や乾燥機器があって始めて成立します

必ず毎日洗濯される「タオル/肌着/下着/靴下」は人数分で相当量になります。これが、その場で畳んでしまえてしまえば、残った衣類分はリビングに帰るついでに部屋に寄るないしはWICに収納して完結します。(往復無し)

これを(多分)考えて、ママはランドリーの収納量についてはかなり拘っている様に感じました。我が家では

IKEAの「NORDLI」を設置します。個人毎の引き出しを作って、ヘビーローテーションの服や下着/肌着/部屋着を直ぐにしまえる様に配置します。すると、帰宅⇒手洗い⇒外着を洗濯機⇒部屋着に着替え⇒リビング と外部の汚れを2階リビングに持ち込まずに済みますし、洗濯後も移動「0」で収納完了します。WICや各部屋に配置するのではなく、ランドリーに設置する事で作業が大幅に効率化されます。

NORDLIの良い所は、組み合わせの選択肢が多い点にもあります。我が家では幅800を2列と幅400を1列の2000幅の収納を設けます。縦は4段で高さが1000mmを選択できるので、もともとウィザースのカウンターを設置予定でしたが、NOLDLIの天板で代用し、カウンターの設置費用が回避できました。そして、スッキリ白のシンプルなデザインも魅力の1つかと思います。大きな引き出しが4×2、小さな引き出しが4×1で12個の収納が確保でき、収納量としてもかなりたっぷりではないかと思います。

NORDLI
POINT② 乾太くんの設置

POINT①でも記載した通り、ランドリーに収納を置いて大丈夫か?となりますが、梅雨時期は夏場の湿度が高いタイミングで、ランドリーにそもそも衣服を置けるのか?が不安になる点かと思います。しかし、ママの味方「乾太くん」は乾燥時間を短くできる事もありますが、水分をそのまま屋外に排出できる利点があります。これにより、多湿期の湿度コントロールはかなり楽になるし、上記のリスクが大幅に改善されるかと思います。

ランドリースペースでも干せない大物は庭のデッキスペースになろうかと思いますので、テラスドアからすぐ外に出て干し物も可能な様に設計しています。敢えて、ランドリーは日当たりの良い南面に設置し、日当たりが不要でプライバシー要素がある風呂の水回りをそのまま北に配置しています。これにより、除湿期の弱冷房除湿の温度低下に対しても日射によるバックアップが期待できます。どの程度かはスイッチボットで確認して報告します。

これにて、洗濯⇒乾燥⇒収納が一か所で完結できる様になった訳です。

POINT③ ハンギングバー

逆に、今の時期の様に乾燥期で、洗濯時の水分を確保したい場合は「ランドリーでの部屋干し」が加湿水蒸気の発生源になります。従って、部屋干し様の(天井付け)ハンギングバーが必要になります。我が家では「TOSO」のハンギングバーを選択しました。因みに我が家は「白」を選びました。

TOSO ハンギングバー

許容荷重(140㎝あたり):10㎏

始めはスッキリしたデザインのサンワカンパニーの「kacu(カク)」なんかも考えていましたが、固定が甘くぐらつく可能性があるとの事で、使い易さ/耐久性を考えてTOSOを選びました。

干し姫様みたいな揺れるタイプは片手で干す作業がしずらい事もあって作業性が悪いと想定される点とサーキュレーターなどの送風環境を作った際にゆらゆら揺れられたくないので、初めから比較対象から除きました…。

POINT④ 収納のサイズを事前に把握しINPUTする

初めから「NORDLI」を設置する計画で間取り打ち合わせを実施した事できっちりハマるサイズ(袖壁位置)を指示できました。ランドリースペースの巾木が隙間をつくる事を嫌って、ランドリーの巾木は極薄のソフト巾木(マンションではこれでした)を敢えて採用。NORDLIのジャストフィットを優先しました。

巾木選びのポイント|床材の選び方|サンゲツ

このおかげで、無駄なスペースをつくる事なく収納の設置ができそうです。

POINT⑤ 空調計画

これは始めに添付した過去記事の通りです。エアコン、サーキュレーターによる温湿度コントロール、物干し・サーキュレーター・SWITCH-BOTによる加湿コントロールにより温湿度管理を徹底します。湿度の変化点でもあるので、しっかりここを中心に空調設計をします。加えて隣接する一種換気を通して全室に分配していきます。

また、調湿の視点で考えると、最も壁紙として過酷な環境になる為、ここはCB(クラスターボード)仕上げとして頂けた唯一の場所になります。(全面は勘弁してほしい)と言われましたので(笑)。CBとした意図はもちろん漆喰のDIY施工をします。漆喰についても過去記事を参照下さい。

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洗面脱衣スペースを含めても5畳しかないので、ショートサーキットさせないような工夫が必要になりそうですが、ここは必要に応じての対策を考えております。

家の中としては、最も死亡リスクが高い洗面脱衣所。脱衣をしても寒くない空調環境としたいと思います。

最後に、ランドリールームの床も洗面脱衣と同じイクタのクルードフローリングです。

サーキュレーターや除湿器関係の電源もお忘れなく。

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本日は以上です。