リビングの障子を考える

こんにちは。Larkです。

リビングの障子をそろそろ本格的に準備していきます。こちらはDIYでチャレンジしていく部分です。建築家が自邸で遊ぶ様に、我が家でもDIY化した事で、遊んでいきたい空間。

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障子の設計

障子の木枠の種類

障子/木枠 で検索をすると、「檜」か「米ヒバ」のどちらかが多く見受けられます。それでは、檜と米ヒバの違いはどこにあるのでしょうか?

どちらも障子の木枠としては十分問題なさそうです。ヒノキの方が加工性が良さそうです。心材と辺材で濃淡がでるようなので部材の取り方等でも差が現れるでしょうか…。

若干色味が変わるかもしれませんので、色の見た目はどうでしょうか???google画像検索!!!

ヒノキから

欄間ですがヒノキ材の様です。

淡紅色ってどんな色かな~と思って「ヒノキ 風呂桶」で検索すると・・・

こんな色のイメージかな!?特に問題は無さそうですが?

次に米ヒバ!

うん。ものによるなこれは。色味はどちらでもOK!

ただ、どちらも明るい色で問題なし。多分、長く使えばどちらも日焼けして色が変化していくでしょう。その色の変化も楽しいものです。

障子の形

障子は通常、上桟/下桟/中桟/縦桟/組子で構成されると思いますが、吉村障子として使うので、組子を太くし、縦横桟とサイズ揃える事で障子同士の一体化を図ります。また、組子を太くして、組子のピッチを減らして障子の白の面積を増やす事で陰影の表現を豊かにする事を楽しみたいと思っています。

通常の障子

伊礼先生のブログにたくさんの吉村障子の事例があると思うので是非覗いてみてください。

はい。素敵~!
縦長とかいろいろな形状つくれるかと思いますが、シンプルに上の形にしました。大体アスペクト比で1.4~1.5の間くらい。以前紹介した縦横比で言うところの白銀比くらいの比率にみえます。

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障子の寸法

では、我が家の障子の寸法の落とし込みです。伊礼先生の書籍をみるとやはり吉村障子部は18㎜の見付に30㎜の見込です。素人なので安全目に20㎜の見付にして…。

内寸上下寸法は現時点では以下…。

大体の必要部材のサイズが決まってきました。

どこで材を買う???

DIYのマルトクショップで試しにヒノキの節無しをネット注文すると指定のサイズでカットされて届きそうです。簡単に見積もりが出てきて、上記の場合は41500¥です。

これに障子紙を貼れば完了。拘る場合は普通のワーロン紙では無く、アクリワーロンというアクリルを和紙の意匠に近づけた素材もある様ですが高いので、一旦通常のワーロン紙にしてみます。

アクリワーロン | 株式会社ワーロン | WARLON

意外と安くすみそうです。

ただ、ネット注文では木材の乾燥状況、表面の仕上がり、反り状況が読めない以上、研磨代や鉋掛け代を+αでとるかどうかが悩みどころです。ただ、カット指示ができる所と溝加工も依頼できる様ですが精度はどうなんでしょうか…。ただジャストカットは非常に助かります。

まだ、横桟サイズが確定していないので、それまでに他のサイトも調べてみる事にします。

本日は以上です。