こんにちは。Larkです。
先日の記事で、『リビング』の「ソファ」が決まったと報告しました。
shinshin-msi-thanks.hatenablog.com
そのソファから拝みたい南の窓面には、当初からやりたかった『吉村障子』を配置する計画にしています。
ただ、これは流石にHMさんで『つくれない』と言われるのが分かっているので、私自身でDIYしなければなりません・・・。ただし、鴨居・敷居は設置頂けます💦
吉村障子とは日本の建築界の巨匠、『吉村順三』氏が考案した障子です。
障子の枠となる「框(かまち)」と、障子の網目部分「組子」の見付(幅)寸法を18ミリで統一して、見込(奥行)を30ミリにしたデザイン性で、美しいシルエットを実現しました。框と組子の見付幅が18㎜に統一されているがミソで、複数の障子が一体化して1枚の障子に見せる点と障子の面が横長に広がる事で和室の要素にも拘わらず、空間的にモダンな印象が付与されます。(因みに吉村先生の大好きな作品の小さな森の家です)桟や框、腰板の存在感がなくなる事でスッキリと一気に和の要素がモダンでスタイリッシュに激変します。
障子の紙が日光を拡散し柔らかな光で包みこまれます。更に、光の先に木々が存在すれば、その木陰が障子のスクリーンに映り込む事は容易に想像できます。
その障子を自分でつくろうってんだから大変です。ただ、現代はYOUTUBEという協力なツールが存在します。検索したら製作動画が出てきちゃうんだからびっくりです。
ホントに便利な時代になったもんです。ホゾ加工とか悩ましい所がたくさんありますが智恵と工夫でなんとかオリジナルの『吉村障子』を作成してみたいと思います。高さが少し抑えられている所がせめてもの救いです…。失敗したら笑って下さい。
この製作動画をベースに設計図と木材調達の準備をこれから進めていこうと思います。時間はかかるでしょうが、ゆっくり時間をかけてでも準備を進めて自力でなんとかしてみようと思います。このDIYに関してもどこかで記事にできればなぁと思っていますので、参考にしてもらえる様に頑張りますね。
曲がりや反りの無い木を揃える所からというのも悩ましい所ですが、選定含めて丁寧にやっていきたいと思います。本日はその意志表示という事で、以上で終わりです。