苔(Moss)の魅力

 

こんにちは。Larkです。

本日は「苔」について記事にします。といいますのも先日の記事にも書きましたが月崎の「森ラジオ」で苔の家を見て「苔」を堪能してきたわけです。もともと「苔庭」や「苔テラニウム」、「苔」をアップされているブロガーさんのブログをみていて苔っていいなぁと考えていたこともあり、上手い使い方は無いかなぁと考えていた所です。

shinshin-msi-thanks.hatenablog.com

一般的には、苔って厄介者か気にも留められない存在かもしれませんが、最近は「苔アート」なるものも存在します。上記の森ラジオも「木村崇人」さんのアート作品です。そこで、苔アートについて検索してみました。

ピンタレストで検索すると色々でてきますねぇ~。

苔も、しっかり手をいれると美しい緑のアートになります。苔(MOSS)もいろいろな種類があり、緑の中でも濃淡葉の形からいろいろな個性や表情の変化を見せてくれます。

「はじめての苔テラニウム」によるとそもそも陸上植物は5億年くらい前に緑藻類から進化したと言われているようです。水から上陸した植物の問題は「水分をどうやって取りいれるか」進化を遂げた植物は維管束の組織を作って栄養と水分を根から吸い上げる事で背の高い樹木になりました。一方で苔が出した答えは「湿潤な環境で暮らすか、乾燥したら次の水分が得られるまでじっと眠って待つ」として陸上にあがった当初の形を今も残してます。

また苔は茎と葉からなる単純な構造で体を地表に固定させる仮根がありますが、土から水を吸い上げる様な大きな根を持たず、乾燥から耐える為に互いに身を寄せ合い「コロニー」を形成する事で仲間同士助け合って静かに生きています

乾燥から少しでも耐えられるように例えばミズゴケは保水性がとても強くなりました。さらには、温室効果ガスを最も多く蓄える生物と言われている様です。ミズゴケは温室効果ガスを取り込み、分解する事なく湿原にピートモスの形で溜め続けた結果、陸上全体の30%もの炭素量になると記載があります。凄ぇ!

ただ、技術論文は見つけられませんでした。…

RF-0902 亜寒帯林大規模森林火災地のコケ類による樹木の細根発達と温室効果ガス制御機構の解明 | ネットde研究成果報告会 | 環境研究・技術 情報総合サイト (env.go.jp)

流石に外壁に貼る勇気はないのですが、外構の北側や、日陰の日当たりが悪い部分(ある程度の光が必要な様です)の壁で何かしら遊べたらいいなぁとか考えています。また、庭の木々の足元とかも苔を上手く使っている庭木を目にするので、上手く使えたらいいなぁと思います。

本日は以上です。