温水器『お日様エコキュート』について考える (住設について⑦)

 

こんにちは。Larkです。

本日は住設編「エコキュート」について考える です。

 

我が家はお日様エコキュートを採用しています。エコジョーズ、エコワン、エコキュート、いろいろな種類の温水器があり、始めは何が良いのか?どう選択すれば良いのか?分らないかと思います。私自身もエコワンが良いんかな?でもすぐにお湯が出てくるのはガスだよな?とかいろいろどう選べばいいか解りませんでした。

まず、納得感があった動画を紹介します。


www.youtube.com


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マンション暮らしの中でも特にエコキュートに慣れてしまって不満は無かったで、エコでコスパの高いエコキュート一択になりました。動画でも紹介されている様に、PVチャージ(お日様エコキュート)を導入し、自家使用率を上げて行く工夫が必要になりますが、増額は対した費用でもありませんでした。天気予報情報を取り込む為の通信端末の設置のみ。

実際のPVチャージによる仕様実績は色々な方が実績をUPしてくれておりますが、一旦参考にしたのは以下のHPでしょうか。

【検証してみました】第2弾~おひさまエコキュートは本当に効率がいいの? 前編 | エネカリ (tepco-ht.co.jp)

お日様エコキュートの良いところとしては

①蓄電池の代替(容量の低減)になる

②給湯システムとしての熱効率アップ

③①②に伴う電力コストの改善

だと思っています。低コストで導入できるので、必須設備で強くお薦めします。

①蓄電池の代替効果

youtu.be

25:00辺りで出てきますが、お日様エコキュートの蓄電代替効果は4KW相当の紹介があります。かなり大きいと感じますね。上記のエネカリのHPをみても発電グラフに対して、エコキュートの使用電力の面積が蓄電相当の効果になるので、なるほどと納得感があります。動画でも紹介がありますように、売電金額が下がっている現状、如何に自家使用で使用電力を削減するかが重要なPOINTになります。

 

②給湯効率が上がる仕組み

エコキュートはヒートポンプという仕組みで周辺の空気の熱を集熱、回収してお湯を作っています。COPという数字で効率が表されますが、COPが3であれば1の電気で3の熱を作っています。エアコンも同様な仕組みですが、ガスで熱を作る場合はこうはいきません。燃焼させて、幾分か周囲に熱ロスが発生してシステム効率としては必ず1以下になります。なのでエコキュートはエコなんですよね。

ここでポイントになるのは、1)昼に熱を回収するという事です。当然ですが温かい空気から回収したほうが短時間に必要熱量を回収できるので少ない電気でお湯を作り貯めできます。COPが高くなる。次に2)貯湯、保温時間が短くなる事です。当然ですが、タンクに貯めたお湯は保温容器にあっても外気との温度差で熱ロスが発生します。従って、保温時間が短くなる程ロスが小さくなりますし、外気との温度差が大きな夜間を回避することで大幅に効率が改善します。

なので本当はご飯の前、夕方過ぎにとっとお風呂に入ってしまうのが一番エコなんですよねぇ。なかなかできていないですが。。。

因みに、エコキュート設置面に集熱パネルのような太陽熱を貯める壁を作ってエコキュートに供給すればもっとCOPを上げられると思います。なので技術屋としては(気密断熱ラインが天井の前提で)なんで屋根裏の集熱回収をしないのか?がず〜っと疑問ではあります。ある意味、屋根自体が集熱装置なので…。通気層の強制換気にもなりますし。

③電力コストの改善

東京電力の電力プラン(単価)を加味しても使用量削減によるコスト改善ができるのか?を評価する必要がありますがこちらは別途記事にします。

 

という事で、お日様エコキュートを強くお勧めする紹介記事でした。

本日は以上です。