こんにちは。
Larkです。
今回も窓をテーマにしたいと思います。
前回は窓の4つの役割についてコメントしました。
shinshin-msi-thanks.hatenablog.com
今回は窓周りの工夫、関連部材についてです。
Larkの土地は準防火地域に該当する為、1.が検討項目として追加され非常に悩まされました。
2.日射遮蔽
3.室内装飾・カーテン
準防火地域に家を建てる場合、一般的な家に比べて高い耐火性能が求められるようになります。
耐火性能を高くするためには、窓を網入りガラス/耐熱ガラスにしたり、代わりにシャッターをつけたりという対応が必要になってきます。
また、使える窓の種類が限られたり、大きな窓が作れないという制限も出てきます。
それでは、制約される範囲はどこか?というと…以下になります。
1Fの3mは、庭を確保する南面は工夫次第で回避できそうですが
2Fの5mを回避する事は非常に難しくなってくるのではないでしょうか??
因みにLarkの家では1Fは窓を1マス分凹ませて延焼ラインを回避しました。玄関正面の一番近いイメージは下の写真でしょうか。階段正面に窓を上下に配置しています。1Fは外部と繋がる為に引き違い、2FはFIX窓です。上窓はほぼ正方形として、窓下にヌック用のベンチを配置します。抜け感を大切にする為に、階段の蹴込は無し、手すりはアイアンにしました。
防火窓は以下のブログの方が整理されている様に、費用は上がるは熱貫流率も上がるはで窓のコスパも仕様としてもかなり不利に働きます。更には先ほど記載の通りにサイズ面でも選択肢がすごく狭まります。
準防火地域の注文住宅 窓の価格が高すぎる。 - 僕のおうち工房
なので、1Fだけでも防火対応を回避できた点は非常に大きかったと思います。なお、凹みや中間領域の手法は以下の(間取りの方程式でお馴染みの飯塚先生の)動画が参考になります。お金をとってもいいレベルの動画ではなかろうか…と思いますが、間取りを検討する施主さんは必ず見るべき動画な気がします。
次にLarkが2階窓部分をどうしたか?というと。
2.シャッターを検討→【採用】
次に日射遮蔽ですが、以下の様なアウターブラインドを利用したり、定番の庇で対応したりが本命になろうかと思いますが、今回は2Fでシャッターをつける為、ブラインドは付けられず、庇での対応が必要となりました。
その庇もシャッターのメンテスペース(上部開閉スペース)確保の為に、庇も取り外しが可能なものにする必要がありました。おしゃれな庇はいくつかあるのですが、この制約も厄介でした。当方が見つけたものは以下の「アルフィン」になります。20㎜と比較的スリムなデザインなので、許容範囲としました。
最後に、室内装飾、カーテン等ですがやはり大好きな吉村障子を採用しています。障子はDIYで作成予定です。やはり、、、障子の柔らかい光…美しいですね。
1F正面はバーチカルブラインド+SWITCH-BOTで自動化(時間制御)、他箇所はハニカムブラインドで断熱補強としています。普通のカーテンは、義母の部屋のみ…。
本日はこの辺で…。
ありがとうございました。