間取りの変遷

 

こんにちは。

Larkです。

 

前回に続き、エアコンの設置位置検討その3に入りたい所ですが、1Fの間取りを紹介する必要があるので、その前に間取りの変遷を紹介します。

始めに間取りをこれから検討される方にお勧めの本を紹介します。

間取りの方程式 | 飯塚 豊 |本 | 通販 | Amazon

◆実際に活用したPOINT抜粋◆
・モノマネはオリジナリティの母
「モノづくりに真摯な人ほど、過去の事例に敬意を払い、盗めるところは盗みながら個性を磨くもの」
・豆腐を変形させてみる
・気持ちが良い場所⇒パブリックゾーン
・裏側⇒水廻りゾーン
・2階リビング問題を考える
・水栓は給湯器の近くに
・洗面脱衣室に欲しいもの
・抜けの質は窓が上げる
・窓辺の段差は室内の縁側
隠れ肥満かアスリートか
・0.5階の使い道、、、

振り返ってみると、数多くを間取りの修正点として生かしていました。間取りの基礎として、本当にお勧めの本です。

前回記事に書いた様に、我が家は2階リビングとしています。上記の様にこの本には「2階リビング問題」として日当たり〇、耐震〇、プライバシー・防犯〇、木の内装〇、庭との関係△、将来の不安× と記載があります。私の亡き祖母は104歳まで長寿を全うしましたが、90歳過ぎくらいまでは良く食べ、毎日元気に2階を昇り降りしてました。建替後、引っ越して1階になってから足腰を弱くしたと思っています。なので2階リビングの方が逆に元気でいられると思っていますし、30年後は義母との入替か必要であれば内装のリフォームをすればいい話であり、躯体が長持ちする家にしっかり設計する方が重要と考えて2Fリビングを判断しています。結果、1階が居室スペースになります。我が家の間取りは初回の記事で書きましたが、伊礼先生の「諫早の家」をベースに、建築予定地にあった開口や日射、欲しい間取り・機能を足していく形で仕上げていきました。

shinshin-msi-thanks.hatenablog.com

という事で、本日は間取りの変遷を紹介します。ルームツアーで「諫早の家」がアップされています。

youtu.be

平面図に落としこむとこんなイメージ。良いなと思ったPOINTは以下です。

更に、我が家に必要な要望整理が以下でした。

①義理母の部屋
②母の部屋はトイレの近く
③明るいエリア:リビング・サニタリー(南・2F)
 暗くて良いエリア:風呂/トイレ/洗面・脱衣・寝室(1F・北)
 →2Fリビング、1F居室/水周り/サニタリー
④収納、WICは3畳以上(嫁要望)
⑤脱衣とサニタリー収納をセット
⑥ドラムルーム
⑦畳小上がりは2畳⇒3畳
⑧ヌックスペース
⑨勾配天井
⑩土地にあった抜ける方向
上記要望とこれをベースにHMへ相談したまんが絵がこちら。

営業さんから帰ってきた提案が以下。嫁のWICや配置要望は完全に条件を満たしてくれており満足しました。日射等を考えても断然良くなって俄然、請負契約を前向きに検討する事になります。

契約後も設計さんが入りブラッシュアップ。気になっていた以下を修正。
①玄関入って扉がいっぱいあるの気になる
②2階の耐力壁の1Fの壁面にのっていない(直下率問題)
 洋室の配置問題
③子供部屋は10年後、20年後使いやすい様に居室の使い勝手を考慮したい
④キャンプ道具を収納する0.5階の使い方を検討
⑤窓際ヌックをもう少し
⑥ドラム部屋化と防音性の付与
⑦キッチン・ダイニングの入替(水栓と給湯器距離、窓、他)
⑧子供部屋は小さく籠らせない&共通デスク化
⑨準防ライン対応・・・
他にもあったかもしれませんが、結果こうなりました。

結果38.72坪。ベースからだいぶん大きくなったな。。。

満足しているのでまぁ、いっか。

次回こそ、エアコン配置の続きを…。