アラフォーサラリーマンが拘りの一軒家を建てる物語
家づくり迷子にならない為に
アラフォーサラリーマンのlarkです。
23年1月 今年の年始に住宅展示場を訪問した事をきっかけに
HM選びをへて3月末に請負契約をし
3か月かけてやっとこさ家の構造と仕様がまとまってきました。
後々、後悔しない様に夢中になって
建築やデザインの勉強をたくさんしましたが
振り返ると本当に無駄が多かったと感じます。
少しでも同じ境遇の誰かの役に立てばと思います。
★迷子になる(なった)理由
1.情報量が多すぎる
youtube,instagram,pinterest,blog,書籍…
・本当に情報が溢れており、収集がつかずに発散しがち
(採用されない写真や動画を漁り続けた)
・重要な情報(判断基準)に辿り着くのに周り道をしがち
・入口から細部の情報に喰いつきすぎた
2.コスト(コスパ)が見えない
・HMによって できる事・できない事、得意・不得意 があり
できてもコスパが良い事・悪い事、検討に時間がかかる事が多い。
また、それを建築初心者の施主は知らない、見えない
・コスト/費用が後追いでやってくる為、採用できない検討をしがち
★迷子脱出の近道
- 優先順位の明確化
- 判断基準の明確化
- TTP(徹底的にパクる)
①優先順位について
Larkが腹落ちした動画
振り返って考えると
家づくりを始める一番最初に見るべき 動画と思います。
これ(+その2~その4)を見ると優先順位を明確化できます。
「ストレスのない快適な家」でないと持ち家にするメリットがありません。
安心できる(1.耐久性(耐水/防露/気密)2.耐震性 3.快適性(断熱、デザイン、ランニング(コスト))家を目指しましょう。
各項目の情報整理は後日紹介しますが
Larkは3の快適性に力を入れる為に、1と2を高コスパで実施できるHMを選定。
建売vs注文で迷われる方もいるかもしれませんが
1や2の仕様が見えない建売は本当に注意して下さい。
(基本がしっかりできている工務店の建売なら安心なのでしょうが)
②判断基準について
家づくりにはお金(予算)が密接に関わります。
Larkは資産形成の一種であり投資だとも思っています。
投資は判断基準を明確にしていないと失敗します。
決断するタイミングも重要。
自分の再整理と備忘の為に記録する。
2.1 土地の不動産価値を最優先
上物の価値は(可能な限りの価値の減少を抑える努力が必要だが)
物理的にも法的にも償却されるてしまう一方で
土地の価値は維持できる(寧ろ上昇さえし得る)。
駅近で利便性があり、開発計画があったり、人口増加が見込める場所が重要と考え、(株と同様に)多少高くても伸び代のある物件を選定すべき。
2.2 タイミングを考える
家族構成を考える。Larkは結婚して子供(第1子)が生まれるタイミングで
社宅を出てマンションを購入。マンションは手狭だが子供が大きくなるまでは
全く不自由なく(賃貸とは比べ物にならないくらい有意義に)9年間生活できた。
以下の動画(28min)の通り、資産価値が下がらない物件であれば積立投資となる。
Larkも価値が下がるどころか寧ろプラスで運用し(まさに動画の通り)
これを土地購入の頭金に隔てる事ができ、余計な分割融資やつなぎ融資を回避し
金利を抑えられた。
(10年であれば売却益の税制優遇とローン控除のフル活用であったが)
若い2人世帯は生活環境に変化が生じるまではリスクの低いマンション購入を進めます。
2.3 上限金額を考える
キャッシュフローを維持する前提で上限金額を設定。
・マンションの生活では駐車場代(2台:▲10k¥/M)
・高性能住宅化による見込み電気台削減(▽20k¥/M)
・マンション売却益×金利差2%(▽22k¥/M)
(運用期待利回り3%-住宅ローン(0.3%→1%の堅め前提)
・住宅ローン控除終了(▲16k¥/M)
・住宅ローン継続(▽29k¥/M)(13年間)
マンションに住み続ける→高性能住宅への住み替えのメリット:計△97000¥/M‼
マンションでの支払額+上記メリットから現金利ベースで借入額を算出 約68M¥
補助金含めもう少し上乗せできそうですが、安全率をみて60M¥からスタートし
絶対にTOTAL額が68M¥を超えない費用にする と決心した上でHMとの交渉を開始しました。
③TTP(徹底的にパクる)
HMとの打ち合わせの中で間取りの提案が始まりますが
はじめは自分で間取りを素人なりに書いて
「あーでもない」「こーでもない」と本当に無駄に時間を過ごしました。
今風でおシャンティなホームランディックのルームツアーをみながら
回遊同線やら間取りやらを自力でいろいろ考えましたが、
なかなか上手くいきません。(所詮素人)
そんな時に以下の動画(5min)をみて目から鱗でした。
結論:大好きな伊礼設計まるパクりすればいいじゃん
結果、伊礼さんの諫早の家の間取りをベースに土地に合わせた開口、パッシブ設計を反映。そこから修正・手を加えていく事で間取りのベースがすぐに固まりました。
HMの営業提案が敵う訳もなく、これをベースに各メーカーの見積評価をしていったのでした。
好きな建築家(工務店)を見つけてパクる のは本当に効率的でおススメです。
初めてのブログですが、家づくりの参考になれば…