こんにちは。
Larkです。
本日は 「換気と気密」をトピックスにしたいと思います。
これまでの記事でも気密についてコメントしてきているので
またかよ かもしれませんが、「換気」を語る上でも「気密」が欠かせない要素
なので、セットで話をしていきます。
まずは、以下の松尾先生と今泉さんの動画の紹介です。
動画を見て頂くのが一番てっとり早いですが、計画換気をする上では
気密性能が高くないと「意味がない」というか漏気により「設備で換気できない」
事になります。
(松尾先生 18:00辺りの気密:漏気グラフ
今泉さん 2:30辺りのグラフ)
結果、全熱交換器を入れた所で熱交換もできず熱交換効率が低下します
(今泉さん7:00辺り)
ウィザースホームではダクト式の全熱交換1種換気が標準につきこれを最大限発揮
させる為には、徹底的な「気密性能の向上」は持てる設備を最大限に活かせる
事になります。
とあるHMの「全館空調」はCMでもおなじみで有名ですが
気密性能がなければその高価な設備を活かしきれない事になるので
注意が必要です。
なお、ウィザースホームでも全熱交換1種換気に空調機をつけた「エアフィール」と
同様に空調機と顕熱交換機をつけた「エアヴェリー」がありますが
(後者になるほど高価)Larkは第1種全換気+エアコンにしました。
なぜなら、市販のエアコンはかなり性能が良く(高COP)
断熱性能を上げる方が意味がある(コスパも良い)からです。
大きなエアコンは不要だし、メンテ・修繕費がかかるだけ。
なお、高気密高断熱住宅にした際に1種換気と3種換気どちらにすべきか
の議論がありますが、以下の動画が非常に分かり易かったです。
高気密住宅にした際に、換気を設備に依存する(任せる)事になる為
非常にメンテが重要になりますが1種換気は1か所(セントラル)にまとまる為に
特にメンテが重要。一方で、3種換気は設置個所が増える為、メンテ不足による
リスクが減るがメンテ箇所が増える。Larkはマニアっくな分類に入るので
面白おかしく、室内温度や湿度を計測してIOT化(SWITCH BOT)
管理する予定なので、1種全熱交換器で全く問題ありません。
次に、電気代や室内環境はというと森下さんの動画があります。
1種の方が冬場は内外温度差が激しく、室内側の湿度(水蒸気)を全熱交換
できる(水蒸気を持ち出さない)為、室内環境がキープしやすい事になります。
一方で3種はイニシャルコストが安い一方で上記の松尾さんの動画の通り
気密性能が無いとそもそも外気をとり込めなくなったり、安物のプロペラファン
ではない事をしっかり確認しましょう。(配置計画、各居室間の圧力バランス)
更には、ダクトレスの1種換気なんかもある様です。ウェルネストホームの仕様
は以下の動画になります。
ドイツのメーカーだったか?(適当なコメントかもしれません)
高そうです・・・・。ダクト内のメンテ性を考えると一番設備としては
良いのかもしれませんが、、、、セラミックフィルター×n個 高そうです。
結局のところ、ウィザースホームの標準仕様である
全熱交換型の第1種換気システム には満足しており
そもそもパネル工法で気密を取りやすく、気密測定を実施して
施工結果、仕上りを数字で評価してくれる点が非常に評価でき
オプションの気密テープ施工でより良い仕上がり、換気効率、熱効率UP
を期待しています というお話でした。
追)Larkは20℃以上、湿度50%維持 の住環境を目指しているので
全熱交換器は必須と考えています。
(顕熱交換の乾燥環境は本当に嫌なので)
また高気密高断熱住宅の乾燥問題は良くネット上でも目にします。
加湿器をたけば、ばい菌の繁殖源になるか、電気代のロスになるか
いい事無しです。まず、換気装置に目を向けましょう。
お疲れ様でした。本日は以上です。