黄葉する庭木の選定。ソシンロウバイについて。

 

こんにちは。Larkです。

先日、庭木の選定で赤が映える「ニシキギ」をピックアップしました。

shinshin-msi-thanks.hatenablog.com

本日は、黄色が映える雑木の低木をピックアップしていきたいと思います。庭木に関しては絶賛勉強中なんですが、ブログを拝見すると素敵な樹々がたくさん紹介されているではないですか!気になる木が多すぎてオーバーフロー気味でお腹いっぱいなんですが、限りある庭面積の中で「居心地の良い空間」とする為にちゃんと「選択」をしなくてはなりません…。「豊かな色彩・四季の変化」を感じる庭にしたいので葉の変化や花を感じる事ができる、そして個々の特徴が際立っている「雑木」を植えたいと考えています。

さて、今回は「黄色」が際立つ「黄葉」に着目するのですが、黄葉は「こうよう、おうよう」とそれぞれ読む様です。黄色といったらダンコウバイかアカシデあたりかな~なんて考えつつも「黄葉」で検索すると以下の沢山の木々が挙がってきます。

『ダンコウバイ、クロモジ、シロモジ、タカノツメ、カエデ、スモモ、イチョウ、ダケカンバ、カツラ、コナラ、ヤマコウバシ、アカシデ、クロバナロウバイソシンロウバイ、ヒュウガミズキ、カラマツ、ブナ、シラカバ、ミズナラレンギョウ…』

いやいや、多すぎるって…。

しかし、非常にありがたいサイトがありました。。。

黄葉する樹木の検索(樹木散歩)

上記の中からまず、樹高で1次フィルタを、花や葉の特徴で2次フィルタをかけようと思っていたら、このサイトものすごい纏ってる!!!本当に有難いです!

そして、、、すぅんごい気になる黄葉樹木が見つかりました☆

ソシンロウバイ

キタコレ!KTKR

やばい…素敵すぎ。

基本情報

中心が赤いのがロウバイ、真ん中まで黄色なのがソシンロウバイだそうです。

中国原産で耐暑性も耐寒性もある様です。高さも5m未満の低木になります。

注目すべきは「開花時期」です。な、な、な、なんと1月から一足先に咲き始めます。そしてその花は名前の由来になったであろう「蝋細工」のようなツヤのある黄色い花を咲かせます。冬に花を咲かせる為に、植え替えは開花の前後となる様です。しかも!!花の香りが素晴らしいんだと!花に気づかなくても、香りで近くにロウバイが咲いている事に気づくほどだとか。。。。

す、凄すぎる。。

雪中四友(せっちゅうしゆう)と呼ばれる雪の中で咲く 4 つの花のひとつです。

と「梅、水仙山茶花ロウバイ」が雪中四友だそうです。知らなかったです・・・。

冬の時期にも楽しませてくれるロウバイ…恐るべし。

調べると、あの「京都御所」にもロウバイが咲いているらしい。


www.youtube.com

花も黄葉も楽しめる「ソシンロウバイ」、しかも香りで冬の気配を感じ、生け花などでも部屋を彩れる。。。。。文句無しで採用決定です。

引続き、赤、オレンジ、黄色、緑と階調(グラデーション)の効いた庭を目指します。

この冬にどこかのロウバイを拝みに行きたいなぁ~。

最後に、ロウバイ花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」だそうです。

趣が有り、心惹ひく『ゆかしさ』。寒さの厳しい冬に慰める様に覗き込んで香りを届ける『慈しみ』。周りを見渡して同調するでなく、他の花より先駆けて花咲き『先導』するリーダーシップ。先を見通す事ができる明察さ『先見』と失敗を恐れずに先んじてチャレンジするその姿勢。ロウバイから学ぶ所が多いなぁ~。